67歳の女性。3か月前からの腹部膨満感を主訴に来院した。脈拍76/分,整。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し,右肋骨弓下に肝を3 cm,左肋骨弓下に脾を5 cm触知する。血液所見:赤血球360万,Hb 10.5 g/dL,Ht 32%,白血球18,700(骨髄芽球1%,好中球58%,好酸球5%,好塩基球1%,単球5%,リンパ球30%,赤芽球4個/100白血球),血小板65万。末梢血塗抹標本で巨大血小板を認め,骨髄穿刺はdry tapであった。骨髄の生検組織のH-E染色標本(A)と鍍銀染色標本(B)とを別に示す。
適切な対応はどれか。