問題番号 : 105C19

28歳の男性。仕事中に落ち着きがないことを心配した会社の上司に伴われて来院した。3か月前から元気がなく,仕事を休みがちであった。ところが,1週前から朝早く出社し,与えられた仕事をこなすだけでなく,次々と新しい企画の計画書を作成しては,上司に対して繰り返し説明を続けるようになった。母親がうつ状態で入院したことがある。
 この患者の発言として考えられるのはどれか。

正解
c
国試正答率
100%

Assessment
 落ち着きがない,少し前は気分が沈んでいた,最近急に行動

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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