38歳の男性。1か月前からの腹部膨満感と全身倦怠感とを主訴に来院した。3年前に慢性骨髄性白血病と診断され通院治療を受けていた。しばしば治療を中断し,前回の受診は半年前である。半年で体重が5 kg減少した。身長168 cm,体重53 kg。体温36.8℃。眼瞼結膜に貧血を認める。腹部は軽度膨隆し,右肋骨弓下に肝を6 cm,左肋骨弓下に脾を10 cm触知する。血液所見:赤血球280万,Hb 8.2 g/dL,Ht 30%,白血球98,000(桿状核好中球5%,分葉核好中球25%,好塩基球4%,好酸球1%,単球3%,リンパ球18%,芽球44%),血小板11万。骨髄に芽球を45%認める。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を別に示す。
治療として適切なのはどれか。2つ選べ。