問題番号 : 105A29

68歳の女性。頸部腫瘤を主訴に来院した。この半年で6 kgの体重減少を認めた。身長155 cm,体重45 kg。体温37.6℃。頸部と腋窩とに直径2 cmのリンパ節を数個触知する。腹部造影CTで腹部大動脈周囲にリンパ節の腫大がみられ,頸部リンパ節生検で悪性リンパ腫と診断された。
 病期はどれか。

正解
d
国試正答率
76%

Assessment
①半年で6 kgの体重減少,身長155 cm,体重45

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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