65歳の女性。労作時呼吸困難,発熱および体重減少を主訴に来院した。半年前から空咳があり,階段を昇るときに息切れを自覚していた。1か月前から38℃を超える発熱が持続し,抗菌薬を服用したが軽快しなかった。体重が1か月で2 kg減少した。最近,関節痛や筋肉痛も自覚するようになった。朝のこわばりはない。心音と呼吸音とに異常を認めない。関節腫脹と筋力低下とを認めない。尿所見:蛋白2+,潜血3+。血液所見:赤血球317万,Hb 9.5 g/dL,Ht 26%,白血球12,500,血小板55万。血液生化学所見:クレアチニン2.4 mg/dL,CK 70 IU/L(基準30~140)。免疫学所見:CRP 14.5 mg/dL,リウマトイド因子〈RF〉陽性。
診断に最も有用なのはどれか。