問題番号 : 104G40

8か月の乳児。首がすわらないことを主訴に来院した。在胎30週,体重1,200 g,Apgarスコア3点(1分),5点(5分)で出生した。新生児期に無呼吸と哺乳障害とがあった。両下肢は硬く,伸展し内転している。両下肢の腱反射は亢進している。
 まず行う治療はどれか。

正解
c
国試正答率
60%

Assessment
①8か月乳児,首がすわらない ⇒ 運動発達が遅れている

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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