問題番号 : 104F16

45歳の男性。人間ドックで γ-GTPが105 IU/L(基準8~50)と異常を指摘されたため来院した。その他の肝機能検査に異常を認めなかった。腹部超音波検査では脂肪肝を認めた。B型とC型肝炎ウイルスは陰性であった。身長165 cm,体重72 kg。缶ビール(350 mL)1本を10年間毎日飲んでいる。最近は仕事が忙しくて深夜帰宅し,夜食もとっている。ここ3か月で体重が5 kg増えている。
 指導事項として最も適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
94%

Assessment
①γ-GTP 105IU/L ⇒ 肝機能障害の存在
②脂

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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