問題番号 : 104E60

75歳の女性。視力低下を主訴に来院した。数年前から両眼の視力低下を自覚していたが,数日前から右眼がほとんど見えなくなった。視力は,右手動弁(矯正不能),左0.1(矯正不能)。眼圧は,右8 mmHg,左12 mmHg。細隙灯顕微鏡検査で両眼水晶体の混濁を認める。散瞳下で眼底検査を行ったが両眼とも詳細な観察が困難である。
 まず行う検査はどれか。

正解
c
国試正答率
69%

Assessment
①数年前から両眼の視力低下 ⇒ 白内障で説明できる
②数

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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