問題番号 : 104E51

28歳の経産婦。妊娠32週0日の妊婦健康診査で胎児の発育に異常を指摘され来院した。超音波検査で児は男児で,児頭大横径〈BPD〉は77 mm,腹囲〈AC〉は24.5 cm,大腿骨長〈FL〉は55 mm,推定児体重は1,290 gである。
 この病態と関連があるのはどれか。

正解
c
国試正答率
93%

Assessment
 推定児体重が1,290gというのは,妊娠28~29週に

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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