問題番号 : 104E50

28歳の女性。自転車を運転中に乗用車と衝突して搬入された。意識は昏睡。脈拍88/分,整。血圧124/78 mmHg。右眼のみを開瞼すると右瞳孔径は4 mmで,同時に左眼を開瞼しても右瞳孔径は変化しない。左眼のみを開瞼すると左瞳孔径は6 mmで,同時に右眼を開瞼すると左瞳孔径は4 mmに収縮する。両眼とも眼底に異常を認めない。
 瞳孔異常の障害部位として最も考えられるのはどれか。

正解
b
国試正答率
70%

Assessment
①対光反射(瞳孔反射)の問題である。半盲などの視野異常は

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る