問題番号 : 104E42

28歳の初産婦。妊娠39週4日。陣痛発来のため入院した。入院時の外診では第1頭位だった。内診で,子宮口7 cm開大,展退度80%,児頭の下降度はSP+3 cm,子宮頸部は軟,子宮口の位置は前方である。緊満した胎胞を認め,卵膜を介して矢状縫合を1時から7時方向に触知する。子宮口の中央部に小泉門を触れるが,大泉門は触れない。
 正しいのはどれか。

正解
e
国試正答率
89%

Assessment
①第1頭位 ⇒ 児の背中が母体の左側。正常回旋なら小泉門

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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