問題番号 : 104D32

53歳の男性。会社の健康診断で白血球増多を指摘され来院した。10年前から高血圧の治療を受けている。喫煙は20本/日を30年間。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球430万,Hb 12.8 g/dL,Ht 42%,白血球18,500(骨髄芽球2%,前骨髄球2%,骨髄球5%,後骨髄球7%,桿状核好中球4%,分葉核好中球60%,好酸球8%,好塩基球7%,リンパ球5%),血小板35万。
 原因として最も考えられるのはどれか。

正解
e
国試正答率
66%

Assessment
①会社の健康診断で白血球増多を指摘 ⇒ 自覚症状なく白血

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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