問題番号 : 104C30

本問は,104C30~31の連問の一部です。

 19歳の女性。嘔気を主訴に来院した。
現病歴:1か月前から早朝および空腹時に嘔気を感じるようになった。嘔気は食事により悪化する。症状は軽度で日常生活に支障をきたしていない。嘔吐は伴わず,腹痛,下痢および黒色便を認めたことはなかった。発熱もなかった。食欲は保たれており,体重減少はない。通学している専門学校で試験が続き,ストレスを感じていた。
既往歴:12歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。
生活歴:アパートで一人暮らし。アルバイトはしていない。
家族歴:特記すべきことはない。
 確認すべき項目はどれか。

正解
b
国試正答率
100%

Assessment
①19歳の女性,早朝および空腹時に嘔気 ⇒ 妊娠悪阻〈つ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る