問題番号 : 104A45

本問は,採点対象から除外された。

 8か月の乳児。発達の遅れを主訴に来院した。4か月健診で肝・脾の腫大を指摘され経過観察されていた。2か月前から全身の筋緊張亢進が著明になった。首はすわっているが,寝返りとお座りとはできない。身長64.1 cm(-2.3 SD),体重6.9 kg(-2.2 SD)。顔貌に異常を認めない。腹部は膨隆し,右肋骨弓下に肝を5 cm,左肋骨弓下に脾を7 cm触知する。
 診断に有用なのはどれか。

正解
c
国試正答率
0%


本問は,問題としては適切であるが,受験生レベルでは難しすぎるため,採点対象から除外された。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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