56歳の女性。皮膚瘙痒感を主訴に来院した。3年前の健康診断で肝機能異常を指摘されたが放置していた。輸血歴はない。服薬歴に特記すべきことはない。飲酒は機会飲酒。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球340万,Hb 11.6g/dL,血小板14万。血液生化学所見: 総蛋白7.7g/dL,アルブミン4.2g/dL,総ビリルビン1.8mg/dL,AST 56IU/L,ALT 65IU/L,ALP 935IU/L(基準115~359),γ-GTP 616IU/L (基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性,HCV抗体陰性。肝生検組織のH-E染色標本を別に示す。
診断に最も有用なのはどれか。