13歳の男子。右膝痛を主訴に来院した。2か月前に体育の授業中にジャンプした際,右膝に痛みを感じたが放置していた。1週後に受診した近医で成長痛と言われ様子をみていたが,歩行時の痛みが続くため精査目的で紹介された。既往歴・家族歴に特記すべきことはない。身長150cm,体重43kg。右膝の近位に腫脹と圧痛とがあり,右膝関節可動域は10°~120°である。尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液所見:赤血球510万,Hb 15.5g/dL,白血球8,400,血小板32万。血液生化学所見:尿素窒素17mg/dL,クレアチニン1.1mg/dL,尿酸7.0mg/dL,総ビリルビン0.8mg/dL,AST 30IU/L,ALT 36IU/L,LD〈LDH〉344IU/L(基準176~353),ALP 1,824IU/L(基準115~359),Ca 9.2mg/dL,P 3.0mg/dL。CRP 1.1 mg/dL。胸部エックス線写真に異常を認めない。右膝のエックス線写真(A)(B)と骨生検のH-E染色標本(C)とを別に示す。
対応として適切なのはどれか。