問題番号 : 103G58

34歳の女性。未婚。下腹部の膨満感を主訴に来院した。最終月経開始日は記憶がないという。微熱,嘔気,全身倦怠感および手首の関節痛があり,最近時々息苦しさを感じる。既往歴に特記すべきことはない。身長163cm,体重57kg。体温37℃。脈拍84/分,整。血圧96/56mmHg。下肢に軽度の浮腫を認める。
 まず行うのはどれか。

正解
b
国試正答率
99%

Assessment
①34歳の女性,未婚
②下腹部の膨満感
③最終月経開始日

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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