問題番号 : 103C17

47歳の男性。事務職員。健康診断後の保健指導のため社内診療室に来室した。身長165cm,体重70kg,腹囲88cm。脈拍68/分,整。血圧128/82mmHg。喫煙歴はない。飲酒はビール大瓶2本/日を27年間。尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液生化学所見:空腹時血糖105mg/dL,トリグリセリド150mg/dL,HDL-コレステロール40mg/dL,LDL-コレステロール145mg/dL(基準65~139),AST 35IU/L,ALT 20IU/L,γ-GTP 80IU/L(基準8~50)。心電図に異常を認めない。摂取エネルギー量2,800kcal/日,脂質摂取量120g/日,塩分摂取量7.5g/日,食物繊維摂取量10g/日。
 栄養指導のうち必要性が低いのはどれか。

正解
a
国試正答率
97%

Assessment
①身長165cm,体重70kg ⇒ BMI 25.7より

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る