問題番号 : 102I41

27歳の女性。1回経妊,未経産。子宮頸癌検診での細胞診の結果がクラスⅢbのため来院した。特に症状はなく,既往歴にも特記すべきことはない。喫煙は15本/日を5年間。母が子宮頸癌で,58歳時に手術を受けている。内診所見では腟鏡診で異常なく,双合診で子宮は鶏卵大に触れ,両側付属器は触知しない。直腸診で両側の子宮傍組織に抵抗を触れない。コルポスコピー所見(A)(B)を別に示す。
 最も考えられる子宮頸部疾患はどれか。

正解
d
国試正答率
62%

画像診断
上画像参照。

 A(酢酸加工前):上唇に白斑(L)が認められる。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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