問題番号 : 102H25

60歳の男性。他院で膵癌の疑いがあると言われたため,検査データを持ってセカンドオピニオンを求めて来院した。最近仕事が忙しく,食事が不規則になり,体重も減ってきた。検査データではCA19-9のみ上昇していた。CA19-9の膵癌検出の感度は50%,特異度は75%であり,この患者での膵癌の検査前確率を20%と仮定する。
 CA19-9の上昇を考慮した検査後確率はどれか。

正解
b
国試正答率
99%

選択肢考察
(解答率:×a 0.1%,○b 98.6%,×c 0.4%,×d

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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