問題番号 : 102G52

59歳の女性。傾眠と背部痛とを主訴に来院した。5年前に左乳癌の摘出術を受けている。身長150 cm,体重51 kg。血圧150/88 mmHg。貧血と黄疸とを認めない。表在リンパ節の腫脹は認めない。血液生化学所見:尿素窒素30.0 mg/dL,クレアチニン1.6 mg/dL,尿酸6.0 mg/dL,Na 140 mEq/L,K 3.6 mEq/L,Cl 102 mEq/L。腹部超音波検査で腎に異常を認めない。
 血液生化学検査で必要な項目はどれか。2つ選べ

正解
b, c
国試正答率
53%

Assessment
①59歳の女性 ⇒ 閉経後女性である
②傾眠と背部痛 ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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