問題番号 : 102G43

25歳の男性。流涙と眼瞼腫脹とを主訴に救急外来を受診した。早朝から海釣りに行き,一日中,晴天下の洋上にいた。帰宅して午後11時を過ぎたころから両眼の痛みが現われ次第に増強してきた。流涙,両眼眼瞼腫脹および結膜の充血があり,眼を開けられなくなった。細隙灯顕微鏡検査で両眼に点状表層角膜症がみられる。
 原因で最も考えられるのはどれか。

正解
e
国試正答率
97%

Assessment
①25歳の男性,流涙と眼瞼腫脹にて救急外来 ⇒ かなりの

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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