問題番号 : 102G41

1歳の男児。湿疹を主訴に来院した。生後6か月ころから湿疹を認め治療していたが軽快しなかった。皮膚の掻破によってしばしば膿痂疹を形成した。身長68 cm(-1.5 SD),体重7.1 kg(-2.0 SD)。体温37.0℃。脈拍96/分,整。全身に湿疹を認める。右肋骨弓下に肝を1 cm触知する。血液所見:赤血球370万,Hb 9.8 g/dL,Ht 30%,白血球13,000(桿状核好中球5%,分葉核好中球30%,好酸球10%,単球2%,リンパ球53%),血小板2.1万。血液生化学所見:IgG 1,260 mg/dL(基準460~1,220),IgA 200 mg/dL(基準16~128),IgM 10 mg/dL(基準57~260)。CRP 2.1 mg/dL。
 この疾患と遺伝形式が同じなのはどれか。2つ選べ

正解
a, d
国試正答率
87%

Assessment
①生後6か月ころからの湿疹 ⇒ アトピー性皮膚炎や免疫不

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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