1歳の男児。湿疹を主訴に来院した。生後6か月ころから湿疹を認め治療していたが軽快しなかった。皮膚の掻破によってしばしば膿痂疹を形成した。身長68 cm(-1.5 SD),体重7.1 kg(-2.0 SD)。体温37.0℃。脈拍96/分,整。全身に湿疹を認める。右肋骨弓下に肝を1 cm触知する。血液所見:赤血球370万,Hb 9.8 g/dL,Ht 30%,白血球13,000(桿状核好中球5%,分葉核好中球30%,好酸球10%,単球2%,リンパ球53%),血小板2.1万。血液生化学所見:IgG 1,260 mg/dL(基準460~1,220),IgA 200 mg/dL(基準16~128),IgM 10 mg/dL(基準57~260)。CRP 2.1 mg/dL。
この疾患と遺伝形式が同じなのはどれか。2つ選べ。