問題番号 : 102F25

56歳の男性。健康診査で高血圧を指摘され来院した。特に自覚症状はない。入院歴はない。飲酒を20歳から始め,この15年間は日本酒3合/日。身長160cm,体重70kg。血圧140/88mmHg。尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液生化学所見:空腹時血糖123 mg/dL,総コレステロール218mg/dL,AST 60IU/L,ALT 51IU/L,γ-GTP 160IU/L(基準8~50)。
 対応として適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
99%

Assessment
①過去15年間は日本酒3合/日 ⇒ 常習飲酒家は3合/日

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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