問題番号 : 102E52

71歳の男性。腰痛と会陰部のしびれとを主訴に来院した。10年前から時々腰痛を自覚していたが,2年前から腰痛が強くなり,歩行後に右足先がしびれるようになった。3か月前からは100mの歩行で会陰部に強いしびれが生じ,尿意を催すようになった。腰かけて数分休むと症状は消失する。腰椎の前屈は正常であるが,後屈は制限されている。
 この患者にみられるのはどれか。

正解
e
国試正答率
86%

Assessment
①腰痛,右足先・会陰部のしびれ ⇒ S1

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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