問題番号 : 102D40

3か月の乳児。へその膨らみを心配する母親に連れられて来院した。生後間もなくからへその膨らみがあったが,出産した病院からは様子を見るように指示されて退院した。指示を守って育児をしていたが,徐々に膨らみは大きくなってきた。お腹がすいてミルクを欲しがるときには,号泣して,膨らみは直径3cmになり,皮膚も赤黒くなると言う。ミルクの飲みは良い。身長63cm,体重6.5kg。母親が持ってきた号泣時の写真を別に示す。
 母親への説明で正しいのはどれか。

正解
a
国試正答率
76%

画像診断
上画像参照。

 写真から臍ヘルニアということは明らかである。臍ヘル

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る