問題番号 : 102B48

34歳の3回経産婦。妊娠38週時に陣痛発来のため来院した。入院後,陣痛は次第に増強して,12時間後に3,210gの女児を経腟分娩した。分娩経過は順調であった。児娩出後15分を経過したが胎盤が娩出されない。子宮底は臍上2cmで,硬さは軟である。腟内に胎盤を触知しない。少量の性器出血が持続している。
 まず行うのはどれか。

正解
c
国試正答率
45%

Assessment
①児娩出後15分を経過したが胎盤が娩出されない ⇒ 癒着

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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