問題番号 : 101G45

36歳の女性。腰痛と右下肢のしびれとを主訴に来院した。3週前,掃除中に急に強い腰痛が出現し,その後も持続している。1週前から右足部のしびれも自覚している。腰椎には前屈制限があり,Lasègue徴候は右下肢で陽性である。膝蓋腱反射とアキレス腱反射とに異常を認めない。徒手筋力テストで右長母趾伸筋と右長趾伸筋とが4<good>,他の筋は5<normal>である。右下腿外側と足背とに触覚の低下を認める。腰椎単純MRIのT2強調矢状断像(A)とT1強調横断像(B)とを別に示す。
障害されている可能性の高い神経根はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。
・腰椎MRI T2強調矢状断像ではL4

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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