問題番号 : 101G22

58歳の男性。健康診査で初めて高血圧を指摘され来院した。自営業。喫煙歴はない。飲酒はビール中ビン1本/日を20年間。身長168cm,体重75kg。血圧148/92mmHg。尿所見と血清生化学所見とに異常を認めない。
初診時の対応として適切なのはどれか。2つ選べ

正解
b, d
国試正答率
90%

Assessment
Ⅰ度の高血圧で,肥満があり,中リスク群である。1か月間の

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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