67歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から,夕方から夜にかけて咳嗽が出現し,近医で鎮咳薬の投与を受けたが改善しない。喫煙20本/日を40年間。意識は清明。身長156cm,体重45kg。体温36.5℃。脈拍64/分,整。血圧128/98mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。尿所見:タンパク(-),糖(-),潜血(-)。血液所見:赤血球348万,白血球5,300,血小板38万。血清生化学所見:AST 31U/L,ALT 24U/L。CRP 0.8mg/dL。胸部エックス線写真(A)と胸部造影CT(B)とを示す。入院後の精査で扁平上皮癌と診断されたが,胸郭外病変はない。全身状態は良好である。
治療法として最も適切なのはどれか。