問題番号 : 100I38

1か月の乳児。1か月健康診査で来院した。在胎37週,自然分娩で出生した。出生体重2,700g,身長48.0cm。日齢6にビタミンKを内服した。母乳栄養。排便回数1日5~7回。便は黄色が多いが緑色を呈することがある。便性は柔らかく粘液が混じることもあり,酸臭がする。哺乳時間は15分で,1日哺乳回数6~8回。母親は,大きな音にびっくりしたように両手を大きく拡げて足をすくめる動作が気になるという。来院時体重3,600g。肋骨弓下に肝を2cm触知する。
正しいのはどれか。

正解
e
国試正答率
90%

Assessment
ビタミンKは出生時と生後1か月時にルーチンで与えており,

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る