32歳の女性。未経妊。月経痛と3年間の不妊とを主訴に来院した。基礎体温は2相性で,卵管の通過性と性交後試験とに異常を認めない。夫の精液所見は正常。内診で右卵巣が鵞卵大に腫大し,可動性不良である。直腸診でDouglas窩に硬結と圧痛とを認める。超音波検査で右付属器部に径8cm,内容が高輝度の囊胞を認める。血中プロラクチン12ng/mL(基準30以下)。血清CA125 128U/mL(基準35以下)。骨盤部単純MRIのT1強調像(A)と脂肪抑制T1強調像(B)とを示す。
治療として最も適切なのはどれか。