1歳11か月の男児。手術のため入院した。出生直後からチアノーゼと心雑音とを指摘され,生後1か月目に右側のBlalock—Taussig短絡術を受けた。意識は清明。身長85cm,体重12kg。口唇に中等度のチアノーゼを認める。胸骨左縁第4肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取する。血液所見:赤血球632万,Hb 18.8g/dL,Ht 54%,白血球9,400。心臓カテーテル検査所見:肺動脈圧12mmHg,右室圧74mmHg,左室圧74mmHg,Qp/Qs 0.6。心電図(A)と心エコー図(B)とを示す。
診断はどれか。