インスリン遺伝子の開始コドンおよび終止コドンを含む配列を示す。インスリン遺伝子の全長を増幅するために,開始コドンの始めから10塩基のプライマーA(5’ATGGCCCTGT3’)と,終止コドンの終わりまでの10塩基のプライマーB(5’CTAGTTGCAG3’)を用いてPCRを行った。反応条件は以下に示すように,まず94℃で2分間静置した後に,(1)94℃, 30秒 →(2)55℃, 30秒 →(3)72℃, 30秒を1サイクルとし,25サイクル反応させた。しかし,目的のPCR産物が得られなかった。
改善策として最も適切なのはどれか。