問題番号 : 18404004
3歳の女児。右腕を使わないことに気づき，母親が連れて来院した。転びそうになった児を助けようとして母親が腕を引っ張ったときから，児の肘を動かすと痛いという。X線写真で骨折や脱臼の所見を認めなかった。児の肘に腫脹や変形はみられない。発赤や熱感もないが，肘を上に曲げようとすると激しく痛がる。 まず行うべきなのはどれか。
診断：肘内障［1］Assessment
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては，喉頭浮腫，気道異物，自然気胸，気管支喘息，慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患，心不全（急性，慢性の急性増悪），肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが，胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断：心不全（両心不全）（Nohria分類wet and warm） 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難，胸痛などにより安静が保てない場合には，血管拡張による前負荷軽減と，交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。
