問題番号 : 18403963
45歳の男性。頭痛を訴えて来院した。最近,上司に顔つきが変わったと言われ,自分でも下顎が突出し,手が大きくなったような自覚はあった。昔履いていた靴が最近きつくなったという。血液生化学所見:総コレステロール195mg/dL。AST 18IU/L,ALT 16IU/L。GH 20ng/mL(基準0.4以下),IGF-1 800ng/mL(基準40~270)。視野検査の結果,両耳側半盲を認める。頭部X線写真を示す。 画像所見で適切なのはどれか。
診断:先端巨大症[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。