問題番号 : 18403934

43歳の女性。半年前の検診で総コレステロール277mg/dLを指摘されて来院した。身長156cm,体重62kg,最近3か月で5kg増えた。5年前の検診で正常だったが,それ以来検診を受けていなかった。食事,運動に関しては異常なし。高コレステロール血症の家族歴なし。最近疲れやすさを自覚している。脱毛と浮腫を認める。皮膚は乾燥している。便秘がちであり,寒さに弱くなったと言っている。びまん性甲状腺腫大と99mTcシンチグラフィで甲状腺ヨード取り込み低下がみられる。血液生化学所見:CK 200IU/L(基準50~170),TSH 52μIU/mL(基準0.5~4.5),FT3 2.3pg/mL(基準2.4~4.0),FT4 0.2ng/dL(基準0.9~1.7)。
 甲状腺の傷害に関連している自己抗体はどれか。

正解
c
正答率
60%


診断:甲状腺機能低下症

[1]
選択肢考察

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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