問題番号 : 18403914

25歳の女性。疲れやすいことを主訴に来院した。家族から最近,顔色が悪いといわれている。食欲は変わりないが,体重が減ってきた。最近になって氷を食べたくなるという。最終月経は2週間前,月経周期は整。尿と便には異常を認めない。眼瞼結膜は蒼白調。匙状爪を認める。肝脾は触れない。黄疸はみられない。血液所見:赤血球280万,Hb 3.8g/dL,Ht 15%,白血球4200(好中球55%,好酸球3%,好塩基球1%,単球5%,リンパ球36%),血小板13万。血液生化学所見:TSH 2.7ng/mL(基準0.4~5),FSH 8.5μIU/mL(基準2~15)。フェリチン2.0ng/mL(基準10~80)。この患者の血清鉄の動態の図を示す。
 矢印で示すのはどれか。

正解
b
正答率
90%



診断:鉄欠乏性貧血

[1]
選択肢考察<

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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