問題番号 : 18403860

58歳の女性。排尿の異常を主訴に来院した。1年ほど前から頻尿を自覚し,1週間ほど前から1時間ごとの尿意を感じるほど頻尿となっている。トイレに行かないともれそうだが,トイレに行くと尿は少量のみであり、ときどき漏らしてしまうことがある。尿浸透圧は正常範囲、腎超音波検査では異常を認めない。尿沈渣で白血球1~4/視野,赤血球1~4/視野。血液所見:赤血球430万,Hb 13.6g/dL,Ht 42%,白血球6,300,血小板26万。
 最も考えられるのはどれか。

正解
c
正答率
90%

Assessment
初老女性,排尿障害(頻尿,尿意切迫感),検査所見は異常な

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る