問題番号 : 18403840

57歳の男性。5日前から血尿を生じたため来院した。生来健康で,これまで排尿に異常はなかった。腹部平坦で肝脾を触知しない。身長172cm,体重68kg。血圧126/88mmHg。尿所見:タンパク(+),糖(-),潜血4+。血液所見:赤血球475万,白血球6400,血小板28万。腹部超音波で血流エコーのある腫瘤を認めた。腹部CTを示す。
 最も考えられるのはどれか。

正解
h
正答率
60%


Assessment
右腎実質の半分以上を占める腎細胞癌である。本例では造影

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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