問題番号 : 18403830

52歳の男性。下腹部に腫瘤があるのを心配して来院した。身長172cm,体重76kg。腫瘤は右下腹部に5cm大であり,立位で現れるが仰臥位ではみられない。尿所見:タンパク(-),糖(-),潜血(-)。血液所見:赤血球470万,Hb 16.0g/dL,Ht 45%,白血球6,200,血小板25万。血液生化学所見:総タンパク7.2g/dL,総ビリルビン0.7mg/dL。AST 22IU/L,ALT 17IU/L。Na 140mEq/L,K 4.2mEq/L,Ca 9.1mg/dL,Cl 103mEq/L。
 考えられるのはどれか。

正解
g
正答率
90%

Assessment
食欲不振,疼痛,血便など自覚症状の記載がなく,5cm大の

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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