問題番号 : 18403720

日齢26日の乳児。生後2日から黄疸がみられたため,母親が心配になって来院した。母乳栄養。哺乳は良好で,機嫌は良い。体重増加不良は認められない。便は1日3~4回で黄色調。血液所見:赤血球350万/μL,白血球11,500/μL,血小板60万/μL。血液生化学所見:総ビリルビン3.8mg/dL,直接ビリルビン0.6mg/dL。AST 35IU/L,ALT 30IU/L,LDH 273IU/L(基準176~353)。新生児マススクリーニングで異常は指摘されていない。
 最も考えられるのはどれか。

正解
h
正答率
60%

Assessment
クレチン症,フェニルケトン尿症,ホモシスチン尿症は新生児

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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