問題番号 : 18403710

33歳の男性。会社の同僚に皮膚が黄色いことを指摘されて来院した。26歳で胆石症の既往がある。眼球結膜に黄染を認める。眼瞼結膜の貧血はない。左季肋部に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球340万,白血球5500,血小板27万。血液生化学所見:総ビリルビン3.5mg/dL,直接ビリルビン0.7mg/dL,間接ビリルビン2.8mg/dL(基準0.1~0.8)。総コレステロール270mg/dL。AST 35IU/L,ALT 44IU/L,γ-GTP 85IU/L(基準10~50),LD 1180IU/L(基準120~220)。腹部造影CT(門脈相)を示す。
 最も考えられるのはどれか。

正解
i
正答率
30%


Assessment
胆石の既往がある33歳男性における黄疸および脾腫をきた

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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