問題番号 : 18304494
39歳の女性。両手指の関節痛および倦怠感を主訴に来院した。関節痛は2か月前からで,Raynaud(レイノー)症状はみられない。朝方に体がこわばるという。口腔内に潰瘍は認めない。皮下に結節性の硬化を認める。血液所見:赤沈86mm/時間。免疫学所見:CRP 8.6mg/dL,リウマトイド因子陽性,抗CCP抗体陽性。 この疾患の発生機序に最も関連があるのはどれか。
診断:関節リウマチ[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。