問題番号 : 18304454
55歳の男性。手指の関節痛と腫脹,労作時の息切れを主訴に来院した。指尖部の萎縮と潰瘍を認める。冷たいものに触ると手指がしびれ,白くなることがある。聴診にてfine crackles(捻髪音),スパイロメトリにて%VC 65%を認める。抗Scl-70抗体陽性。 この患者の皮膚生検で認められるのはどれか。
診断:全身性強皮症[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。