問題番号 : 18304434
41歳の女性。2回経産婦。月経時の出血量が多いことを主訴に来院した。階段を昇るときに動悸がするという。身長155cm,体重60kg。血圧116/68mmHg。月経周期は28日型,整。月経3~4日ころ大量に出血し,痛みもあることを自覚していた。どろっとした凝血塊が出てくることもある。子宮は手拳大。腹部超音波検査で,卵巣に35×30mm,子宮に45×40mmの腫瘤を認めた。 この病態に関連があるのはどれか。
診断:子宮筋腫[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。