問題番号 : 18304393
50歳の男性。口渇,多飲,夜間における多尿を主訴に来院した。夜にトイレに起きるため,よく眠れないという。体重の変化はなく,糖尿病の既往もない。尿の勢いに変わりはなく,腹部膨満感も認めない。冷水を好んでよく飲むという。高張食塩水負荷試験の後に行ったバソプレシン試験では,尿浸透圧が血漿浸透圧の2倍に上昇した。バソプレシン試験の結果を示す。 この患者のグラフはどれか。
診断:中枢性尿崩症[1]選択肢考察<
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。