問題番号 : 18304333
48歳の男性。血尿と背部痛を主訴に来院した。1か月前から食欲不振と嘔吐があった。2日前から軽い右背部痛がみられたが,がまんできない痛みではなかった。本日早朝に強い右背部痛と血尿が出現した。今までに同じような症状を4回経験したことがあった。頭部・胸部に異常なし。呼吸数19/分。脈拍80/分。血圧140/60mmHg。背部叩打痛を認める。腹部CTで両腎と右尿管に結石像が認められた。 この患者で高値が最も特徴的なのはどれか。
診断:尿路結石[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。