問題番号 : 18304323

 21歳の男性。血尿を主訴として来院した。身長167cm,体重78kg。血圧150/100mmHg。2週前に上咽頭痛があり,発熱をきたした。今朝になって肉眼的血尿が現れた。体重は増加傾向であるが,特に自覚症状はなかったという。尿所見:蛋白(+),沈渣に赤血球円柱(+)。上眼瞼および下肢に浮腫を認める。肝・脾は触れない。腎の腫大はみられない。免疫学所見:ASO陽性。CH50 19U/mL(基準30~40)。腎生検PAS染色標本を示す。
 最も考えられるのはどれか。

正解
a
正答率
95%



診断:溶連菌感染後急性糸球体腎炎

[1]
選択肢

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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