問題番号 : 18304263
65歳の男性。突然,大量の吐血をきたし来院した。身長170cm,体重74kg。血圧90/50mmHg。脈拍115/分。普段飲んでいる薬はない。アルコールは機会飲酒のみ。40歳のころ交通事故に遭い,輸血歴がある。55歳の時に肝障害を指摘されたが放置していた。くも状血管腫,下腿浮腫,肝・脾腫大,眼球結膜の黄染を認める。 この患者の検査所見としてみられる可能性が低いのはどれか。
診断:肝硬変[1]選択肢考察:
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。